せみです。
一昨日、お茶飲みに台所へ行ったらG氏と遭遇して全部こぼしてしまいました...。
というわけで今回はポケモン界のGと名高いヒードランについて考察します。

ヒードラン xy
種族値は91-90-106-130-106-77で特性はもらいび。
毒、炎無効、唯一のフェアリー4分の1、その他の4分の1が4つ、半減4つとすさまじい耐性。
反面、メジャーな地面4倍、格闘、水抜群と辛い相手は多い。
有利不利が非常にはっきりとしており、サイクル戦向けのポケモンと言えます。
環境的には焼き鳥、矛盾氏、バレパンマン、かわいいクチートあたりのポケモンに強めで、かっこいいガブリアスやデブーラ、マリデブ、成り上がったギャラ等が逆風と言えるか。
最近はクレセリアとのセット込みでの対策が非常に進み、サザンドラは勿論、太鼓マリデブ、ギャラ等、簡単に詰むようになってしまい、ついにバナにも地震されて起点にさせてもらえなくなりました。
そのような影響で繁殖期は去ってしまったGですが、その詰ませ性能は健在なので、バナやマリデブと組めば鬱陶しいことこの上ないことでしょう。
では型ごとに分けて考察していきます。



1.毒守型

おそらくこれがヒードランの理想を突き詰めた型。
優秀な耐性で相手を流して身代わりを残し、おもむろに毒を撒いてまもみが。
一度毒を撒ければ2サイクル目はガブリアスでもハメ殺せます。しかし逆に言えばサイクルを回すのは必須なので裏にふゆうで格闘耐性のあるポケモンがいなければなりません。
決まれば相手は完封。毒を入れて嵌めているポケモンとヒードランに縛られるポケがいる状態なので相手ほぼ負けと言えるでしょう。そしてこの型の弱点はどうしても浮いているポケモンが必須であり、また、その2体では一貫性を消しきれず(悪、水技など)、選出ポケがバレやすいのです。
また、相方を受けられないくらい削られてもアウト。タイマン性能は非常に低いです。
挑発ファイアローも注意。炎技のPP切れを狙われたり、TODされたりします。しかし毒を交代時に入れれば終了。
なんかネガティブな所をいっぱい書きましたが、ちゃんと詰まないようにプレイングをする、そもそも選出しないなど、使用上の注意を守れば心強い味方になってくれるはす。
とくに鋼に悩まされている方にはオススメ。

技構成は 炎技/どくどく/まもる/ みがわり 
炎技は噴煙かマグストかの基本二択。噴煙は命中安定で、交代時にガブなどの物理ポケがボッとなるとおいしい。しかし高耐久再生持ちがやけどしたら発狂。マグストは命中不安だが、相手を拘束しダメージを与える。交代不可がミソで、これによって糞耐久を狩れたり、交代読み交代などの紛れもなくなります。単純にまもるとあわせて4分の1ダメージも強力。

配分は、食べ残しを持たせるので16n+1調整をします。そして先手を取れるほうがハメられる奴を増やせるので最速は確定。残りはダウンロード対策を考えてDのほうを高くします。
例 H212 B12 C4 D28 S252



2.眼鏡型

これもサイクル向け。
しかし毒のような搦め手ではなく正々堂々眼鏡オバヒを撃ってサイクルを崩壊させます。
ちなみに私はヤーティではありません。
眼鏡オバヒは交代で出てきやすいガブリアスを確2にします。
また、ラスターカノンの威力も高くなり、安定した火力を出すことが出来ます。
ただ守るを持てないのでいわゆる拘りロックが出来ないのは残念。
読みを余り必要としないので楽です。

技構成は オバヒ/ラスカノ/大地の力/竜の波動か
竜の波動や大地の力は火炎放射でも可。ギルガルドも落ちる命中安定技。

配分は控えめH191(196)-B127(4)-C187(156)-D127(4)-S116(148)などか。
Bラインはカイリューの特化鉢巻逆鱗1.2%で超低乱数2
Dラインはギルガルドのシャドボ2耐え
Cは11nでオバヒでD4ガブ確2
       火炎放射でH252D4ギルガ確1
Sは余り。準速バンギ+3(抜き調整抜き抜きw)
ダウンロードが怖ければDにもう8振る。余りおすすめはできませんが。



3.風船型

ぶっちゃけ一番相手していて面倒なのが風船型。
浮いてる奴いないとばれるのでやめましょう。
流し性能に磨きがかかります。
壊される前に何か仕事をしたいところなのでステロは持っておきたいところ。
せっかくドランミラーで勝てるので大地もほしい。

技構成は 炎技/大地/ステロ/何かだろうか。
まあ大地はほえるでも良いと思う。
しかし確実にドランを処理したいところなのであまり抜きたくはないか。
何かの枠はほえるや身代わりなんかが入るのだろうか。
ここの炎技は大文字や火炎放射もあり。
しかし30%火傷のほうがおいしい場面は多い。

配分は毒守のHPを16n-1にしたものや、眼鏡型の流用で問題ないと思います。

では今日はここまでにしようかと。読んでくださり、ありがとうございます。